節分しました♪
投稿がだいぶ遅くなってしまいましたが・・・( *´艸`)
2月3日に「太陽の家」で節分をしました♪♪
まず、子ども達・先生達と協力して、60人分の恵方巻作り!
ダルハンには韓国の巻き寿司「キンバブ」があるので、子ども達も恵方巻作りには慣れていました。
すのこを使って巻いていると「遅いから!」と言われて取り上げられ、手際よく手だけを使って巻いていました。
見た目はあまり綺麗ではないけど、こんな感じに恵方巻が出来上がりました♪
中身は、きゅうり、ツナ、錦糸卵、カニカマです。
恵方巻だけではお腹がすくので、節分には関係ないけど、肉じゃがも作りました。
モンゴルで常に手に入る食材は、じゃがいも、人参、玉ねぎ、お肉。
これが揃えば、肉じゃがを作るしかないでしょう?(*´з`)笑
味付けは、醤油とみりんと塩たっぷり。
日本人は甘い肉じゃがを好みますが、モンゴルの人達にとっては塩味の肉じゃがの方が美味しいみたいです。
そして、食事の前に節分について紙芝居で説明。
因みに、なぜ日本ではこの時期に「節分」を行うのかご存知ですか。
節分とは、季節が移り変わる節日を指し、これは立春、立夏、立秋、立冬の年に4回あります。厳しい冬から春に移り変わる立春の日(2月4日頃)が一番尊ばれたため、次第に「節分」と言えば立春のみを指すようになりました。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられています。そのため、豆を鬼に投げて邪気を追い払う行事が執り行われてきました。
でも、なぜ「豆を投げる」の?
調べていたら面白い事実がありました。
【なぜ豆を投げるのか】「日本人独特の『穀霊信仰』の表れ」と新谷教授は解説する。農耕民族として長い歴史を持つ日本人は、「五穀」(米、麦、ひえ、あわ、豆)に災いを払う霊力があると信じてきた。古事記には米をはじめ穀物に由来のある神様が登場する。今日でも神社などでは「散米」の行事が執り行われる。祓(はら)いや清めの目的で米をまき散らし、米の霊力によって悪魔や悪霊を退散させるわけだ。さらに進んで日本人は酒やご飯などのいわば加工品にまである種の霊力が備わっていると見なしてきた。「大豆の霊力を利用するのは『散米』と同じ」(新谷教授)なわけだ。(中略)
ただ「豆まきには鬼を払う意味と、豆を投げ与えて恵んでなごませる意味の2つがある」と新谷教授。戦国期の連歌師・宗長が「福は内へ いり豆の今夜もてなしに 拾ひ拾ひや 鬼は出(いず)らん」と節分を詠んだ一首がある。鬼が豆を見て「これももてなしか」と拾って食べていくうちに家から出て行くというユーモラスな内容だ。
投げられた豆を拾って食べ「これも、もてなしか」と思いながらトボトボ家の外に出ていく鬼の姿を想像したら、なんとも切なくて可愛いですよね。
うちにも可愛い鬼が出ました♪
みんな大笑いして、豆を投げるどころでは無かったけど、
この笑顔が見れて良かったかな( *´艸`)
ノーツァー先生、ありがとう。
そして、最後にみんなで昼食♪
「恵方巻を完食するまで、話してはダメです」と説明したら、シーンとなってご飯の間中誰も喋らずに食べていました。(^^;
年の数だけ大豆も食べました♪
こんな風に、青少年活動らしく日本文化の紹介もちょくちょくしていけたらいいなと思っています。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
参考文献(閲覧日:2015.2.25)