モンゴルで日々奮闘していた協力隊員の日記

H26-2青年海外協力隊員(職種:青少年活動)として、モンゴルで2年間活動していました。

成功させたいんだったら、1人では何もできない。チームワークを活かせ!

太陽の家は、家の修理やリフォームも自分達の手で行います。

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壁の色を塗り変えたり、壁紙を変えたり、新しい椅子や棚を作ったり…と、何でも自分達でやっています。

コスト削減にも繋がるし、子どもたちと一緒にすることで、リフォームのやり方を教えることもできます。


2〜3年に1回、こういうリフォームをしているみたいで、先生達の手つきはかなり慣れています。

そんな中私に与えられたプロジェクトは、

「女の子達を紹介する壁絵を作る」

こと。


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与えられたのは、この壁。
それに私は壁に絵なんて描いた経験ゼロ。

さあ皆さんなら、どうしますか?!



そんな時に持つべきは友達なんですよね。


ちょうど私と同じ時期に来たKOICA(韓国のボランティア団体)の友達が絵の先生なので、彼女に相談すると、快く「一緒にやろう!」と言ってくれました。


インターネットから良さげな写真を探して、そのヒントを元に絵を描いていきます。

描いている時も、見ている先生達や子ども達からアドバイスをもらったり、なるべく子どもに役割をふったりして、多くの人を関わらせたいと思って作業しました。

そうすると、この絵に関わった全ての人が絵に愛着を持ってくれて大事にしてくれるし、「自分が描いた!」「自分がアイデアを出した!」という自信にも繋がるからです。

そうしてできた絵が、こちら!↓

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モンゴルの人が好きなポップな色合いの、そして私だけでは決して出来なかったハイ・クオリティな壁絵が完成しました!!

先生も子どもたちも喜んでくれて、大成功*(^o^)/*私自身も小さな成功体験を感じることができて、小さな自信を獲得することができました。

こういう「小さな成功体験」って大事だと言われていて、いきなり大きな事をするより、着実な成果を積み重ねることで配属先の信頼を獲得することができるそうです。

そんな感じで、日本人らしく地道に頑張ります。


それでは、今日も読んでくださってありがとうございました♡


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