モンゴルで日々奮闘していた協力隊員の日記

H26-2青年海外協力隊員(職種:青少年活動)として、モンゴルで2年間活動していました。

久々のウランバートル!

今週の土日、モンゴルに新しく来た隊員さんの歓迎会に出席するため、ウランバートルに行ってきました。

久しぶりの首都、ウランバートル!
気分は完全に、おのぼりさん。

ダルハンから、バスで4時間、1万トゥグルグ(約600円)で行けます。

ダルハンは、モンゴルで第3の都市と呼ばれてるけど、
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こんな感じ。

対するウランバートルは、
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高層ビルが建ち並ぶ、ザ都会です。

モンゴルの人口、293(2013年)万人、
(私の出身地広島県の人口とほぼ同じ!モンゴルの国土面積は、日本の4倍もあるのに!!Σ(・□・;))
その中の5割弱の人口が、ウランバートルに集中しています。
だから、お店も人も車も、他の都市に比べて、圧倒的に多いのです。

大気汚染があるのは、確かに辛いけど
(上の写真が若干曇っているのは、霧ではなくPM2.5とか10とか言われるやつの影響です)
都会はやっぱり良いですね。

オシャレなカフェに、
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(UBean Coffeehouseさん、コーヒーもケーキも美味しいし、落ち着ける雰囲気でオススメです。


日本料理屋さん、
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(TOTOYAさん
※TOYOTAではないです。
蛸わさ、唐揚げ、すき焼き、カニクリームコロッケ等、モンゴルにいながら、日本の居酒屋のメニュー、そしてクオリティが楽しめます!店員さんは、全て日本語で対応してくださいますし、店長さんは日本に15年住んで修行されてたそうで、日本のおもてなしサービスに感動します。それに、何と言っても店長さんが、可愛らしい綺麗な方だこと!
場所はここ↓


そして、ウランバートル、
中国製ですが、筆ペンも買えました!

帰る場所は、この地図↓のアンティークショップ(Antique shop)の地下。State Depertmentは、中心街にあるNOMINデパートです。この、宝の地図みたいなのしかなくてすみませんが、買いたい方はぜひ行ってみてください。
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地方から出てくると、なんか日本に帰ってきたみたいな雰囲気を感じられて、お得ですね。


そう!
この前、ダルハンでこんな雪が降ったんですけど、
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ウランバートルでも降ってました!

なんで、こんな綺麗な雪の結晶がそのまま降ってくるんですかね?
寒すぎるから?乾燥してるから?
ほんと不思議。

誰か詳しい方がいたら、教えてください。


そして、首都を満喫して帰った帰りの出来事。

ダルハン行きのバス停で、バスを待っていた時。私は持っていた飴を、誤って床にブチまけてしまいました。
床も汚かったし、他のゴミも落ちてるし、拾わなくてイイやと思って、足でササッと隅っこに寄せるだけして、その場を離れたんです。

そして、バスが来て、バスに乗り込み、出発までの時間、ぼーっと外を眺めていました。マイナス10度前後の寒い中、50歳くらいの優しそうなおばあちゃんが、お菓子やお水、ジュースなどを外に並べて売っている姿を見ていました。

お婆ちゃん、寒くないのかな。
今日の売り上げ、どれくらいなんだろ。

と思いながら見ていたら、よいしょとお婆ちゃんが立ち上がって、なんと私のゴミを拾い始めたのです。そして、ゴミ箱まで捨てに行ってくれました。更にゴミ箱の近くに落ちているゴミも拾って、ゴミ箱に捨てていました。

私はその姿を見て、あああ〜!と思いました。
私はモンゴルまできて、何をやっているんだ って。

周りの環境を綺麗に整える日本人の良さを伝えに来たはずなのに、寒い中毎日じっと座って、物を売っているお婆ちゃんに、ゴミを拾わせてしまうなんて。


最近でもそうです。

何かをしてもらった時に、御礼を言うことが少なくなっていたり、時間に遅れたり、一歩譲ることができなくなったりと、日本人の良い行いを伝えにきたはずの自分が、それを無くしかけているということに、薄々感ずいていました。


それが、今回のゴミ事件で、はっきり自覚しました。


日本人は日々の生活の中で、相手の事を考えて行動する部分をたくさんもっていると思います。

何かしてもらったら、
ありがとう。

レストランを出るとき、
ご馳走さま。美味しかったです。

部屋を出るときは、来た時より美しく。

遠くからや声が聞こえなくても挨拶、感謝していることがわかるように会釈をする。

などなど。


それらを自分から行う、そしてモンゴルの人に日本人の良いところを見て、あっ気持ちいいな、真似したいなって思われるくらいにならなきゃなと思いました。


そんな大事なことを気づかせてくれたお婆ちゃん、本当にありがとう。

モンゴルの人から学ぶこと、たくさんありますね。